メカンダーロボ DVD-BOXメカンダーロボ DVD-BOX

メカンダーロボ イメージ

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解説

ロボットアニメブーム真っ只中の1977年、『アンデス少年 ペペロの冒険』『妖怪伝猫目小僧』等、数々の名作アニメを送り出した知られた和光プロダクションが満を持して送り出した異色のスーパーロボットアニメ・それが本作『合身戦隊メカンダーロボ』である。

第一話の段階で既に地球の95パーセントがコンギスター軍団に制圧されているという、危機的な状況設定が最大の特徴である。原子炉の稼動に反応して衛星軌道上から発射されるオメガミサイルによって、原子力空母・原子力潜水艦といった地球側の兵器は無力化されており、反撃の唯一の手段がメカンダーロボなのだ。

メカンダーロボは原始炉を起動することによってコンギスターのメカ獣を凌駕する戦力を発揮することが出来るが、それは同時に回避不可能なオメガミサイルの標的として自らを危険にさらすことを意味する。メカンダーロボはオメガミサイルの落着までに敵メカ獣を破壊し、その上で原子炉を停止しなければ戦闘に勝ったとしても破壊されることもありうるのだ。

敵のサイボーグに改造された主人公の母を巡るドラマ、メカンダーロボの動力炉が作動すると同時に発射されるオメガミサイルとのタイムリミットの中でのメカンダーロボVSメカ獣のバトルとスリリングな見せ場が数多く用意され、従来のロボットアニメとは異なるハードなタッチを生み出していた。この他にも量産タイプが多数登場するコンギスター軍団のメカ獣など、後年のリアルロボットアニメに通ずる設定が見られ、新機軸を盛り込んだ意欲作でもある。

さらにスタッフ・キャスト共に豪華な顔ぶれが結集。ロボットアニメではお馴染みの神谷明・曽我部和恭・野島昭生らをメインキャストに据え、演出陣にロボットアニメブームを牽引し、富野喜幸(現・富野由悠季)・新田義方・安濃高志ら現在も活躍中の気鋭のクリエイターが参加。主題歌・劇判は「宙明節」の渡辺宙明が担当し、お馴染みの名調子を提供している。そして主題歌を歌うのはアニメソング界の帝王こと水木一郎と、ロボットアニメファン垂涎のメンバーが揃っている。

番組放映当時はスポンサーの突然の倒産という悲運に見舞われ、再放送の機会になかなか恵まれなかったために幻中の幻となっていた、SFハード・ロマン・アクション・アニメが遂にDVD-BOXとして甦る!!